事例紹介
2016年2月の記事
小学生と大学生が力を合わせて瀬淵環境を再生
自然石と間伐材を使ってつくる間伐材水制により、水の流れを多様にし、様々な種類の生き物の生息場を創出! 経緯・目的 上西郷川では2007年度より、市民- 大学- 行政で協力した多自然川づくりが進められており、これまで(20…
石を掘りおこしてシロウオの産卵環境をつくる
河川や堰の改修、河口域の埋め立て等の結果、シロウオの産卵床であるグリ石は砂に埋もれてしまいました。学生や地域のみなさんで埋もれた石を掘り起こしてシロウオの産卵場を再生させる、人工撹乱による河川環境維持の取組です。 経緯・…
石組み職人的な「水辺の小わざ魚道」
山口県が開発してきた安価で効果的な「水辺の小わざ魚道」の優良事例です。2つの魚道設置だけにとどまらず、石を組み合わせて魚の通り道を創出するなど、関係者の熱意が伝わってくる現場です。 経緯・目的 洗堀で落差が拡大 1mの落…
川を耕して希少種を再生する
兵庫県西部を流れる二級河川千種川水系安室川では、近隣の小中学校に通う子どもたちが、人力で川底を撹乱し、絶滅の危機に瀕していた希少藻類チスジノリをみごと復活させることに成功しました。 目的 希少藻類チスジノリ(Thorea…
急こう配の都市河川にもアユがのぼる
神戸市住吉川の流域では、市民団体が連合して住吉川流域連絡協議会を組織し、森川海を一体とした自然再生として取り組んでいます。両岸がコンクリート護岸のこの都市河川に天然アユが戻って来たのに、落差が大きい場所がいくつもあって上…
川の水が減ったときの逃げ場所づくり
瀬切れした川では、橋脚下流のくぼみなどの水たまりにたくさんの魚が集まります。これをヒントに、根固めブロックをおくだけ!の簡単な魚の避難場所(シェルター)を造ってみました。 経緯・目的 夏場に川から水面が消える?? 扇状地…
木箱をつかった手作り魚道
琵琶湖に流入する急流河川となる喜撰川では、落差工によりアユをはじめとする魚類の遡上が困難な状態になっていました。財政難のため河川管理者による対策が見込めない中、市民が立ち上がり、間伐材を用いた木箱を階段状に並べた手作…
市民パワーの鋼製魚道で、カムバック・ビワサーモン
産卵のために琵琶湖から遡上してくるビワマスに立ちはだかる落差工。市民たちが組み立て式の鋼製魚道を据え付けて効果を確かめ、その後に行政が本格的な魚道を施工し、次々と上流へ魚道設置を進めています。 経緯・目的 固有種ビワマス…
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- 様々な流れ(瀬淵等の多様性) (14)
- タテのつながり (上下流連続性) (15)
- 育む場 (生育・生息場) (26)
- ヨコのつながり (横断的連続性) (5)