2016年10月28日(金)、第4回「小さな自然再生」現地研修会を兵庫県・武庫川にて開催致しました。
兵庫県県土整備部土木局武庫川総合治水室や「武庫川づくりと流域連携を進める会」をはじめとする地元関係者、実務者や研究者の方々、また「小さな自然再生」研究会メンバーなど50名が参加し、「魚類の生息・遡上環境の改善~ウナギ石組や落差工対策」をテーマに座学と現地視察、ワークショップから成る充実した一日を過ごすことができました。(平成28年度河川基金助成事業)
【日時】2016年10月28日(金)10:00~17:00
【主催】「小さな自然再生」研究会
【共催】兵庫県県土整備部土木局武庫川総合治水室、JRRN
【会場】兵庫県宝塚市 及び 西宮市(座学:宝塚市立西公民館/現地:武庫川)
【プログラム】
(午前)会議室にて「小さな自然再生」に関する座学研修
– 研修会主旨説明・「水辺の小さな自然再生事例集」紹介
– 小さな自然再生のすすめ(三橋弘宗:兵庫県立大学 自然・環境科学研究所)
– 兵庫県の取組み紹介(兵庫県 県土整備部 土木局 武庫川総合治水室)
– ウナギの生態について(揖善継:和歌山県立自然博物館)
– 小さな自然再生の留意点(原田守啓:岐阜大学流域圏科学研究センター)
(午後1)武庫川現地研修
-落差工の簡易魚道、仁川合流点を巡り、小さな自然再生のアイデアを交換。
(午後2)ワークショップ「魚類の生息・遡上環境の改善~ウナギ石組や落差工対策」
– グループ・全体討議(現地状況を踏まえ、石組みによるウナギ等の生息場保全や落差工対策について協議)。
本研修会にご協力頂きました関係者皆様、どうもありがとうございました。
研修会の詳しい成果報告は、後日改めて本ホームページ等でご紹介致します。