2024年11月30日(日)に、第27回「小さな自然再生」現地研修会を長野県長野市の千曲川と犀川に挟まれた休耕田において開催致しました。
本研修会では、休耕田を活用して、田んぼに生きものを増やすとともに、洪水時には田んぼダムとして機能する場づくり、更には環境と治水の学びを通じたコミュニティづくりを目指した「小さな流域治水」に挑戦する更北中学校の生徒たちとともに、休耕田のエコアップ活動を実践し、今後の展開について参加者とともに汗をかきながらアイデアを交換しました。(令和6年度河川基金助成事業)
【日時】令和6年11月30日(土) 10:00~16:00
【主催】更北中学校ものづくり部理科班、更北地区住民自治協議会、更北流域治水研究会、「 小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク
【協力】須坂市技術情報センター科学クラブ、公益財団法人リバーフロント研究所
【会場】長野県長野市真島町川合157-5 <座学:川合公民館/現地:千曲川流域の休耕田>
【対象】小さな自然再生に関心のある方々
【参加者】35名
【参加費】無料
【プログラム】
(10:00~12:00) 休耕田を治水とエコアップの道場とするための座学研修@川合公民館
– 開会挨拶
– 更北中学校ものづくり部理科班による取組み
(佐々木 宏展:長野市立更北中学校)
– 地域で学びの場をつくる
(山本 里江:更北ボランティアセンター室長)
– みんなで取り組める流域治水~千曲川と犀川に挟まれた更北の地を巡る~
(土屋 祐輔:長野西高校)
– 一石三鳥の小さな田んぼダム 及び 展示紹介
(小さな田んぼダムプロジェクトチーム:長野市立更北中学校)
(12:00~13:00) 昼 食
(13:00~16:00) 小さな流域治水の実践~休耕田で治水とエコアップを見試ししよう
– 休耕田周辺を踏査し、休耕田におけるエコアップ作業に汗をかき、最後にこれからできることを参加者で振り返りました。
■現地指導:
上野 裕介(石川県立大学 生物資源環境学部)、
川口 究 (いであ株式会社 生態解析部)、
鈴木 敏弘(公益財団法人リバーフロント研究所)
(16:00) 閉 会
※研修会の概要報告は、12月発行のJRRNニュースレター 2024年12月号にてご紹介します。
→ JRRNニュースレター2024年12月号はこちらから ※未作成
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