2024年5月25日(土)に、第23回「小さな自然再生」現地研修会を滋賀県と福井県の県境に位置する熊川宿・北川上流域の河内川にて開催致しました。
本研修会では、北川上流域でのサクラマスの復活を夢見て県境をまたぐ上下流の地域の協働により始まった「北川サクラマス越境プロジェクト」の第一弾として、サクラマス復活に向けた課題を参加者とともに座学で共有し、その第一歩として手づくり魚道やバーブ工を試作しました。(令和6年度河川基金助成事業)
【日時】令和6年5月25日(土) 10:00~16:00
【主催】北川を遊べる川にする有志の会、「小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク
【協力】熊川地区地域づくり協議会、若狭熊川宿まちづくり特別委員会、結いの里・椋川、滋賀県立大学環境科学部・瀧研究室、公益財団法人リバーフロント研究所
【会場】福井県三方上中郡若狭町熊川 <座学:熊川児童館 / 現地:河内川>
【対象】小さな自然再生に関心のある方々
【参加者】49名
【参加費】無料
【プログラム】
(10:00~12:00) 北川サクラマス越境プロジェクト 座学研修 @熊川児童館
– 開会挨拶
– 北川サクラマス越境プロジェクトについて(是永 宙:結いの里 椋川)
– 熊川地区及び椋川地区での北川とのかつての関わりを振り返る(宮本 哲男:熊川地区/井上四郎太夫:椋川地区)
– サクラマスの生態について(田原 大輔:福井県立大学 海洋生物資源学部)
– 小さな自然再生でできる河川環境の改善(瀧 健太郎:滋賀県立大学 環境科学部)
– 午後の河内川での実践活動の概要紹介及び安全管理について
(12:00~13:00) 昼 食
(13:00~16:00) 小さな自然再生の実践~手づくり魚道を試作する @河内川
– 落差1.5mの落差工に手づくりで魚道を製作 ■現地技術指導:田原大輔、瀧健太郎
(16:30)閉会
※研修会の概要報告は、6月発行のJRRNニュースレター 2024年6月号にてご紹介します。
→JRRNニュースレター2024年6月号はこちらから ※未作成