午前の座学話題提供(滋賀県立大学・環境科学部流域政策・計画学研究室)
2020年11月28日(土)、第11回「小さな自然再生」現地研修会を京都府南丹市美山町にて開催致しました。
魚類や餌となる水生昆虫を増やしていくことを目指し、地元NPOメンバーや実務者、近畿圏の川づくりの専門家など計32名が参加し、「森と川のつながりを考える」をテーマに、午前の座学及び小魚や水生昆虫の餌場となる石積みによる「落ち葉だまりづくり」を参加者で実演する充実した研修会となりました。(令和2年度河川基金助成事業)
【日時】令和2年11月28日(土)10:00~16:00
【主催】NPO法人芦生自然学校、「小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)
【協力】美山漁業協同組合
【会場】京都丹波高原国定公園ビジターセンター 及び 美山川現地
【対象】小さな自然再生に関心のある方々
【参加者】32名
【参加費】無料
【プログラム】
(10:00-12:00) 森と川のつながりを学ぶ座学研修
- 開会挨拶(井栗秀直:NPO法人芦生自然学校 理事長)
- 河川生態系における森林の役割(三橋弘宗:兵庫県立大学自然・環境科学研究所/兵庫県立人と自然の博物館)
- バーブ工のiRICシミュレーション試算結果紹介(滋賀県立大学環境科学部 流域政策・計画学研究室)
- 壊れにくい石積みを造るには(竹内えり子:株式会社建設技術研究所 東京本社環境部)
- サクラマスを指標種とした河川環境改善(安田龍司:サクラマスレストレーション)
(12:00~13:30)昼食・現地移動
(13:30~16:00)現地実習(石積みによる落ち葉だまりづくり)
- 技術指導:技術指導:三橋弘宗(同上)、竹内えり子(同上)、瀧健太郎(滋賀県立大学)、岩瀬晴夫(株式会社北海道技術コンサルタント)
(16:00)閉会
本研修会の共催及び協力団体関係者各位、座学及び現地実習でご指導頂きました三橋先生、竹内様、瀧先生、岩瀬晴夫様、また当日ご参加頂きました皆様、どうもありがとうございました。
※研修会の概要報告は、12月上旬発行のJRRNニュースレター 2020年12月号にてご紹介します。
→JRRNニュースレター2020年12月号はこちらから ※未作成
※研修会の詳しい成果報告は、年内を目標に、開催報告書として本ホームページでご紹介致します。